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α900再稼働レビュー。一眼レフカメラの魅力を再確認してみた。


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こんにちは、ゆーすふる(@yo_uthfulです。   

 

今日は一眼レフカメラの話です。

いま愛用しているカメラはフルサイズミラーレスのα7R2ですが、

ちょっと昔のカメラを取り出して改めて一眼レフの良さを感じてみました。

各社がフルサイズミラーレス機を発売してミラーレス最盛期でもある今、一眼レフカメラで写真を撮ってみるとちょっと忘れていたカメラの楽しさを思い出すことができました。

 

 

 

 

ミラーレス機とレフ機

 

 

最近の僕が一番使っているカメラは、一眼ミラーレスカメラのα7R2です。

ミラーレスカメラは今最も注目度の高いカメラで、ご存知の方も多いかと思います。ミラーレスはかなり馴染みが出てきたように思います。

 

一方で『一眼レフ』カメラもご存知の方も多いですよね。

ミラーレス一眼』と『一眼レフ』は同じように話されることが多いですが、実際はカメラの構造によって使い分けがされる言葉です。

 

 

https://cweb.canon.jp/eos/special/beginner/column6/img/column6_img_02.jpg

【キヤノン公式】初心者向け!一眼レフカメラとミラーレスカメラって何が違うの?|カメラ初心者教室

 

 

このようにカメラ内部にファインダー用のミラー(レフ板)が入っているものを『一眼レフ』、それが無いカメラを『ミラーレス一眼』と呼びます。

たまに、『ミラーレス一眼レフカメラ』なんて言葉をネットで見かけますが、カメラの構造的に存在はしないわけですね。

 

 

一眼レフ機『SONY α900』

 

 

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僕が持っている一眼レフカメラは2008年に発売されたSONY α900というフルサイズ一眼レフカメラ。

もともと『α』というカメラはミノルタ社が展開していたカメラで、オートフォーカス(AF)を取り入れレンズシステムを刷新したα7000はブームになるほどの人気で、αファンも多くいたようですね。

αシリーズはその後ソニーがミノルタから事業を引き継ぎソニーのαとして2008年に初めてだしたフルサイズ一眼レフカメラが『α900』です。ミノルタ色がまだまだ残るαとして熱心なファンもいる機種。

 

 

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なんといっても最大の特徴は、とんがりヘッドと呼ばれるα900の光学式ファインダー、OVF(Optical View Finder)です。α900のOVFは秀逸で、視野率100%の大きく明るいファインダーは当時から最高と呼ばれていたようです。

OVFはレンズを通ってきた光をそのままみることになるので、画角やピント、その他のコントラストなどは覗いて見える自分の目が頼りになります。EVF(Electronic View Finder)に慣れている僕の目ではMF至難。

 

また、α900はフルサイズ機で初めてボディ内に手ぶれ補正機能を導入した機種でもあります。当時はレンズに手ぶれ補正機能を入れることが一般的でしたがそれをフルサイズ機にいれるというチャレンジングなカメラでした。

 

このカメラ以後、ソニーのカメラで跳ね上がるミラーの入った一眼はでなくなり、トランスルーセントミラーやミラーレス一眼になったので、貴重なソニーのフルサイズ一眼レフカメラです。

 

 

 

 

α7R2との比較

 

 

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僕の新旧フルサイズカメラの横並びショット。

左がフルサイズ一眼レフ『α900』、右がフルサイズミラーレス一眼『α7R2』。

ミラーレスになるとここまで小さくなるのかー。と思いながら、グリップを握ってみると意外とα900よりも馴染むグリップ感。小さくても握りやすく工夫されているのかしら、α7シリーズは。

CanonやNikonのフルサイズミラーレス機もグリップが大きく、右手で持ちやすくなるように工夫されていると聞きますが、α7シリーズもなかなか持ちやすいな、と再認識。

小指が余ってしまう場合はエクステンショングリップ『GP-X1EM』がありますし。

 

 

 

 

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α7R2との仕様を比較するとこんな感じ

 

  α900 α7R2
名称 DSLR-A900 ILCE-7RM2
発売日 2008/10/23 2015/8/7
撮像素子 35mmフルサイズ 35mmフルサイズ
有効画素数 約2460万画素 約4240万画素
質量 850g 582g
フォーカス素子 CCDラインセンサー CMOSセンサー
検出方式 TTL位相差検出 ファストハイブリッドAF
測距点数 9点、アシスト10点 399点
露出補正 ±3.0EV ±5.0EV
ISO感度(推奨) ISO100-3200 ISO100-25600
シャッタースピード 1/8000-30秒 1/8000-30秒
ファインダー ペンタプリズム使用(OVF) 0.5型電子式ビューファインダー(EVF)
総ドット数 ※視野率100% 235万画素
動画撮影 ×
手ぶれ補正 ○ ※5軸補正

 

 

ほとんどの項目でα7R2が圧勝。AFの点数とかISO感度とか、違いすぎでしょ。

まぁα900は10年以上前の機種なわけで、これでも当時はスペックだけは最高峰だったようです。動画撮影もできないので、完全にスチル撮影専用機で、当時も尖った存在だったんだろうと思います。

(2008年当時はカメラに興味があまりなかったので想像です。)

 

 

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僕の中で最大の違いはファインダーです。

α7R2は今ではもうおなじみのEVF。名前の通り電子式のビューファインダーで撮影時の色温度やコントラストなどの設定がファインダー上にリアルタイムで反映され、時にはフォーカスポイントを拡大してピーキングで見えるようにするなど、便利はビューファインダーです。対してα900は先程も書いたようにOVF。前もってどんな写真になるのか、したいのかを想像しながら撮影する力が求められます。

 

 

 

相棒はSAL24F20Z

 

 

Aマウントレンズはいくつかまだ持っていますが、今回α900につけるレンズは長い間使ってきた『SAL24F20Z』。 

 

 

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24mmという焦点距離は広角で、風景撮りにもスナップでもいける万能なやつ(と思っている)。SAL24F20ZはCarl Zeiss銘のついたAマウントでお気に入りの単焦点レンズ。 

 

 

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α900につけるとこんな感じ。本体の無骨さに大きな単焦点レンズがとってもお似合い。バランスといい、やっぱりα900はカメラデザインとして僕の好みど真ん中。フィルムカメラ時代のような家電感のあまりないカメラという感じが持ってみるとひしひしと感じます。

さ、α900とSAL24F20Zでお散歩にでかけましょう。

 

www.otohikarialpha.com

 

 

シャッター音って大事

 

 

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外に持ち出してα900でお散歩写真です。

 

 

DSC05590

SONY α900, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO200 24mm 1/5000sec f/2.0

 

 

パシャッと撮ってみると、『あ、写真撮ってるな』って感覚になります。理由は、シャッター音と振動。

α900はミラーのある構造なので、シャッターを切るたびに『ミラーアップ』され名の通りミラーがカシャッとあがります。そしてメカシャッターが切られるのですが、音がものすごい大きい。

 

 

DSC05612

SONY α900, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO200 24mm 1/160sec f/4.0

 

 

α7R2はミラーがないのでこんなこともなく『ピシャ』みたいな音。ミラーレスではシャッター音もいくらか設計されているのだとは思いますが、なんだか物足りない。

それに対してα900は『ガッシャン!』といった重厚すぎるシャッター音が鳴ります。これがなんとも気持ちいい。今の時代、スマートフォンでもきれいな写真は撮れますが、あえて一眼カメラで写真を撮る理由はシャッター音のような撮る気持ちよさにもあるんだなと再認識しました。

 

 

DSC05609

SONY α900, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO200 24mm 1/2000sec f/4.0

 

 

  

このOVFに代わりはない

 

 

DSC05586

SONY α900, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO200 24mm 1/5000sec f/2.0

 

 

EVFに比べるとピントの合焦具合や写真のできあがりというものを見ることはできないのですが、とんがり帽子部分に入っている超大型のペンタプリズムを通してみるファインダーは『とっても自然に見える』んです。

 

 

ソニー、フルサイズで2,460万画素の「α900」

 

 

とっても大きなペンタプリズム。視野率約100%のファインダーはこのペンタプリズムのおかげ。使ってみると分かる「唯一無二」とはこういうことなんだなと。

 

 

DSC05592

SONY α900, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO200 24mm 1/1250sec f/4.0

 

 

ファインダーを通しても肉眼でみているのと変わらない。これはEVFでは体感できない感覚です。最近のEVFはとっても高精細になってきていると言われていますが、すでに味付けされている電子的な表示ではやっぱり不自然さがでてしまいます。

 

 

DSC05591

SONY α900, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO200 24mm 1/4000sec f/2.0

 

 

それに対してα900のOVFはとっても明るく広く、見た目がとっても自然。レンズのAFが駆動してすすーーっとピントが合っていくのが気持ちいい。

この感覚は一眼ならではのものなのではないかと思います。

 

 

DSC05588

SONY α900, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO200 24mm 1/4000sec f/2.0

 

 

ただ、EVFとは違って色温度やピントのピークや露出などが撮影後まで確認できないのでしっかりと考えながら1枚を大事に撮ることが必要になってきます。

 

 

考えて撮るということ

 

 

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α7R2を使うようになってからできるだけたくさん撮って、あとから良いものを選ぶ、抜き出すということを前提にしているところが多くなっていたかなと思います。言い方を悪くしてしまえば適当に撮っていても取り返しがつくし、出来上がりをEVFで確認しながら撮影もできる。AF性能も高いので僕なんかのような素人でも適当に撮っても良さげな写真になる。

便利な機能に甘えて、撮ることが楽しみというより作業のようになっているような時もあり、こういったところに甘えていたのかもしれません。

 

 

DSC00222

SONY α900, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO200 24mm 1/8000sec f/4.0

 

 

DSC09322

SONY α900, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO200 24mm 1/50sec f/22

 

 

DSC09821

SONY α900, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO200 24mm 1/640sec f/8.0

 

 

DSC07492

SONY α900, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO200 24mm 1/1000sec f/8.0

 

 

α900で撮った写真を見返してみると、じっくりいろいろ確認しながら撮った写真の方がやっぱり思い入れがある写真だなと思いました。

 

カメラの性能は年々凄まじいスピードで伸びていて、僕らユーザーにとってはありがたい新機能ばかりですが、それに甘えて写真の楽しさを忘れてしまっては元も子もありません。α900を持ち出して、改めて気づきました。写真の楽しさに。

 

考えながらじっくり写真を撮る。これが良いんです。

 

 

 

まとめ

 

 

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久しぶりに持ち出してみたα900。10年以上前のカメラですが、今使ってみても色あせない良さ、楽しみがありました。

またこいつを持ち出して色んなところに行ってみよう。

 

 

  • ごく自然な見え方.OVFが最高 
  • 1枚1枚を大事に撮れるレフ機
  • ミラーアップ動作込みでシャッター音が最高
  • 出来上がる写真をみるのがワクワク
  • ノイズ感など性能は10年前のものなので。。。
  • でも重くてでかい

 

 

 

 

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