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これがDistagon! SAL24F20Z レビュー まだまだ使えるソニーAマウント用広角「神レンズ」


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こんにちは、ゆーすふる(@yo_uthfulです。   

 

やっぱ楽しいですね、カメラ、写真!

最近α900を持ち出して一眼レフカメラの良さを再認識した僕ですが、もうひとつ肝心なアイテムをみなさんにご紹介するのを忘れていました。

写真を撮るのが趣味になってからもっとも使い込んだ広角単焦点レンズについてのお話です。

 

 

 

SALF24F20Z

  

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SAL24F20Zは2010年に発売された、ソニーAマウント用のカールツァイス銘ソニー製単焦点レンズ。

焦点距離は24mmと広角で開放F値は2、SSMモーターを採用したことでAFも静かでとってもなめらか。

Aマウントで広角単焦点レンズの最高峰と言えばこのレンズではないてしょうか。

 

 

 

開放F値2からくる明るくきれいなボケ味と24mmという風景写真からスナップまで広く使えそうな焦点距離、そして何よりカールツァイス銘のついたレンズなのでコントラストや解像感も期待できるレンズです。

 

僕は2012年頃に購入したと記憶していますが、ミラーレスAPSのNEX-5からNEX-7への買い換えと同時にレンズも性能の良い単焦点レンズが欲しくなり、銀座のソニーストアであらゆるレンズを試した上でその場で購入を決定したレンズでした。

SAL24F20Zを自分のNEX-7に着けて試写したとき、明らかに変わったボケ味と解像感にニヤニヤが止まらなかったのを覚えています。

 

当時はなぜかMF(マニュアルフォーカス)で撮影することに楽しみを感じていて、NEXシリーズはEマウントなのですが、MFしか出来なくてもAマウントのレンズばかりを購入しカメラシステムのアンバランスさとMFを楽しんでいました。当時のEマウントレンズは今ほどラインナップも充実していませんでしたしね。このレンズももったいないかな、購入当初はずっとMFで撮影していました。

 

友人の結婚式とかもMFでやってたなー、よく撮れてたな自分。

 

とても高価なレンズでしたが、持ったときの金属鏡筒のひんやり、ずっしり感、72mmの大口径、デザインすべてが満足できる所有感に満たされるレンズでした。

広角側で撮ることが好きな僕は、この1本さえ持っておけば困らないという感覚でいました。

 

 

α900、α7R2に装着

 

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Aマウントフルサイズ機である『α900』に装着するとこんなかんじ。

カメラ本体とのバランスも非常にいいですね。なんだか懐かしいサイズ感。SAL24F20Zは555gあるので、このサイズのレンズとしてはちょっとズッシリと感じる重さ。α900に装着した場合はカメラ本体が大きく重めなのでバランス的には全く問題ありません。

 

 

www.otohikarialpha.com

 

 

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α7R2に装着するとこんなかんじ。ちょっとなんとなく土管みたいですが。

α7シリーズやα6000/5000シリーズでこのレンズを使う場合は、マウントアダプターをレンズとカメラ本体の間に装着する必要があります。

マウントアダプターの種類によっては装着すればAFも効くようになりますがAF動作が可能になるかどうかは事前にしっかり調べることをおすすめします。僕がもっている『LA-EA3』はα7R2とSAL24F20Zの組み合わせで使用する場合はAF-S/AF-Cが使えます。

 

 

また、アダプタをつける分、サイズ/重さともに増すことは忘れてはいけません。

上の画像もLA-EA3を装着した状態のものです。

もともとSAL24F20Zはそんなに大型のレンズではないのですが、マウントアダプターがあることによってどうしてもシステム全体は大きくなってしまいますね。重心もちょっと前に持っていかれる感じです。

 

Eマウントレンズと比較

同じようなスペックのレンズはEマウントにもありますので、そちらと比較してみましょう。

まずは、『SEL24F14GM』。

 

 

昨年発売されたばかりのGMレンズ。焦点距離は24mmで同じですが、開放F値が1.4スタートととっても明るいのが売り。またGMレンズなのでソニーレンズでは最高画質ということになります。

使ったことはないのですが、ヨドバシカメラでα7R3に装着されているのを見て、その小ささにびっくりしました。最近の大口径Eマウントレンズとしてはかなりコンパクトな印象。

 

続いてはこちら。カールツァイス製の『batis 2/25』です。

 

 

これは開放F値が2でSAL24F20Zと同じですが、焦点距離は25mmと若干の違いがあります。カールツァイスの純正レンズであり、レンズ上部に有機ELディスプレイが搭載されていたり、曲線的なデザインも特徴的で人気のあるレンズです。僕もほしい。

レンズタイプとしてはDistagonタイプなのでSAL24F20Zと同じになります。 

 

3つのレンズの仕様を比較するとこんな感じ。

項目 SAL24F20Z SEL24F14GM Batis 2/25
名称 Distagon T* 24mm F2 ZA SSM FE 24mm F1.4 GM ZEISS Batis 2/25
発売日 2010/9/17 2018/10/26 2015/8/6
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対応マウント A-Mount E-Mount E-Mount
対応撮像画面サイズ 35mmフルサイズ 35mmフルサイズ 35mmフルサイズ
焦点距離(mm) 24 24 25
画角(°) 84 84 82
APS時換算(mm) 36 36 37.5
開放絞り(F値) 2 1.4 2
絞り羽根(枚) 9 11 9
最短撮影距離(m) 0.19 0.24 0.2
レンズ内手ぶれ補正 × × ×
質量(g) 555 445 335

 

仕様表だけを見ると、SAL24F20Zは最短撮影距離と安価さ、SEL24F14GMは明るさとボケ感、batis 2/25は軽さが際立っているのがわかりますね。

Distagonが中古でも6万円台で買えるのは結構お得かと思います。

 

α900とDistagon

ここからは実際に撮った作例を紹介していきます。

 

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SONY α900, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO200 24mm 1/200sec f/5.6

 

やっぱり広角レンズと言えば風景写真。α900では夕景をよく撮影していました。カールツァイス✕ソニーの青の描写はやっぱり特徴的で撮っていて息をのむほどの美しさです。遊園地のアトラクション(ブランコに乗って回転するやつ)のワイヤー1本1本が解像してとても良いシルエットを出してくれています。そして空。冬の夕景のオレンジと青がとってもきれい。

 

DSC09322

SONY α900, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO200 24mm 1/50sec f/22

 

こちらは朝焼け。

印旛沼の朝焼けを夜通し待って撮影したものです。空の描写はもちろん、沼の面に反射した空と広がる雲がとってもきれい。

風景写真はシチュエーションを楽しまないとですよね。シチュエーションを人の目以上の描写力で記録してくれるSAL24F20Zは頼りになるレンズです。

 

DSC09821

SONY α900, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO200 24mm 1/640sec f/8.0

 

これは富津岬の展望台。夕焼け空をメインに撮っていてもしっかり構造物も高解像度でとらえてくれるのはレンズの力も大きいと思います。

 

DSC07492

SONY α900, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO200 24mm 1/1000sec f/8.0

 

最後は澄んだ青空。昼間の青の描写も透明感があってお気に入りです。

 

 

α7R2とDistagon

続いてこちらはα7R2との組み合わせ。マウントアダプターはLAEA-3を使用していますよ。

 

DSC07436

SONY α7R2, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO100 24mm 1/640sec f/8.0

 

まずは夕焼け空から。

夕陽の照り返しがきれいに描写されていますね。解像感がとっても高い。これはα7R2の4200万画素が活きるところですね。

また、広角ならではの空の奥行き感もありこういう写真を撮るのが好きです。手前に写る雲なんかはすこし重さを感じるような空の立体感まで写してくれるような気がします。

 

DSC05506

SONY α7R2, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO1600 24mm 8/1sec f/8.0

 

こちらは夜桜を撮ったもの。カメラを真上に向けて月明かりと共に撮りました。広角レンズでは広く撮れる分、たくさんのものが写り込むわけですがこういった細かい描写までしっかりしてくれるのは嬉しいですね。

解像感が高いと画に立体感がでてきます。

 

DSC05035

SONY α7R2, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO100 24mm 1/100sec f/10

 

これも広角ならではの構図。(だと思ってる)

沈む夕日と東京ゲートブリッジが一緒に画角内に収まります。東京ゲートブリッジの鉄筋もしっかり描写されてますし空の青もしっかり表現してくれる、良いレンズです。

 

NEX-7とDistagon

これはおまけ。

APSフォーマットのNEX-7(α6000シリーズの前身)で使うと焦点距離は換算36mmになります。もちろんα7シリーズ同様Eマウントカメラなので、マウントアダプターを使っての使用になります。LAEA-2を使っての撮影です。

 

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SONY NEX-7, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO100 24mm 1/1250sec f/4.0

 

APS機だと36mmの画角なのでこれくらい。風景写真に使えなくない画角だけど、ちょっとスナップとかにちょうど良くなってくる画角ですね。

 

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SONY NEX-7, Distagon T* 24mm F2.0 ZA, ISO100 24mm 13/1sec f/18

 

細かい描写もAPS機でも問題なくこなしてくれます。

最初はこれでMFだけで撮ってたのだから、過去の自分わけのわからない制約つけて写真撮ってたな。。。

APS機で使うことで焦点距離は長くなりますけど、それでも開放F値なのは2なので、SEL35F28Zなんかよりは明るいレンズとして運用できますね。

 

まとめ

 

どうでしたでしょうか?

Aマウントのレンズは今では需要も低く(おそらく)中古などで探せばEマウントのレンズよりも安価に手に入る場合も多いと思います。

マウントアダプターが必要になるというデメリットもありますが画質面では現在のEマウントレンズに全く劣っているとは思っていません。最短撮影距離なども短いですしカールツァイスの画質が安価に手に入ると思えばEマウントユーザーにもおすすめできるレンズです。

多くの人はしない選択でちょっと自分のカメラシステムにこだわりを感じることもできますし、何よりマウントアダプターを持っておくとレンズの選択肢がぐっと拡がりますのでおすすめです。

 

  • 明るい広角レンズでいろんな場面で使える
  • 風景写真にはこれ1本あれば安心
  • APS機でも36mmの画角は使いやすい
  • カールツァイスの高コントラスト・解像感はニヤニヤもの
  • Eマウントレンズに比べると安い

 

  • マウントアダプターが必要
  • カメラシステムが大きくなる
  • ちょっと重め
  • 使うマウントアダプター/カメラ機種によってはAFに難がでる

 

 

 

 

 

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